こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。
カメラをしばらく使用すると、レンズが色々欲しくなってきますよね。
僕も色々購入してから数年使っていて、気に入っているレンズがあります。
それは、「Helios-44-2 58mm F2」
ヘリオスと呼ばれているオールドレンズになります。
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インスタグラムなどの影響もあり、人気がある昔のレンズですね。
独特のぐるぐるのボケだったり、質感などがとてもいいレンズです。
今回は、「Helios-44-2 58mm F2」のレビュー記事です。
実際の作例や、今のカメラに使う方法などをご紹介していきます。
「Helios-44-2 58mm F2」とは
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC04654.jpg)
「Helios-44-2 58mm F2」はオールドレンズの中でも人気のレンズです。
ヘリオスは、旧ソ連で製造されたレンズです。
戦争の賠償責任で各工場で大量に生産されたという過去をもつレンズでもあります。
ヘリオスはオールドレンズで遊ぶ方は、1本は持っているのではないでしょうか。
それくらいメジャーなレンズでもあります。
「Helios-44-2 58mm F2」は使える?
そんな昔のレンズを使えるの?と思う方もいますよね。
もちろん今のレンズと比べると劣っているところもありますが、今でも使うことができます。
ただし、マウントアダプターと呼ばれる部品が必要となります。
ヘリオスはM42マウントになるので、マウントアダプターは必須ですね。
マウントアダプターとは、カメラとレンズを繋げる部品のことです。
レンズごとにカメラに装着する部分は違っているので、そこを変換させて上げなければいけません。
マウントアダプターがあれば、それを解決することができます。
お使いのカメラにあった物を選んでください。
ソニーのEマウントのカメラだとこちらの商品などを使います。
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「Helios-44-2 58mm F2」のお値段
カメラのレンズって高いですよね。
しかし、オールドレンズは比較的安価な物が多いのも特徴です。
ヘリオスは人気のあるレンズではありますが、10,000円ほどと大変お得です。
マウントアダプターも2,000円ほどで購入できます。
現代のレンズと比べると断然と安いですよね。
「Helios-44-2 58mm F2」の特徴
普段使いに使いやすい「58mm・F2」
焦点距離58mmと50mmに近い数値なので、普段使いにはとても便利ですよね。
F2まで開放してしようすることもできますので、ボケを作るのも簡単にできてしまいます。
ヘリオスの特徴的なボケを十分楽しむことができます。
優しい質感
ヘリオスはコントラストや彩度は浅めです。
なので、出来上がる写真は優しい印象に仕上がります。
これがフィルムカメラで撮った印象が出ます。
味のある写真が手軽に撮れるのがいいですね。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC08496.jpg)
特徴的なぐるぐるボケ
ヘリオスと言えば、特徴的なボケですよね。
「ぐるボケ」などと略すされる方もいらっしゃいます。
背景がぐるぐるするのが面白いですよね。
こんな写真が撮れるのは、いろんなレンズがありますがヘリオスくらいですね。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/09/DSC09218.jpg)
逆光時に出るフレア
フレアとは強い光によって出てしまう現象です。
強い光によって写真が白っぽくなったり、光の輪っかなどが出てしまいます。
この光の輪っかをゴーストとも呼ぶんですが、フレアと一緒にされるケースも多いです。
フレアは現在のレンズでは出にくいように設計されています。
昔のレンズは、このフレアが比較的簡単に出せてしまいます。
フレアを出すには、太陽の光が斜めに入ってくるように色々調整しなければいけません。
出るように調整する必要がありますが、出るのを探すのも楽しいですよ。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC09793-2-1.jpg)
ヘリオスの注意点
ヘリオスは面白いレンズではありますが、少し注意するところもありますので、そこも知っておきましょう。
ピントはマニュアルで設定
ヘリオスは、ピントを自分で合わせなければいけません。
普段お使いのカメラは自動的にピントを合わせてくれると思います。
人によっては、ピントを合わせたことがない方もいるのではないでしょうか。
ピント合わせが難しい人もいるでしょうが、そんな方はカメラの「ピーキング機能」がオススメです。
ピーキング機能、今ピントのあっている部分を色付けしてくれます。
ヘリオスなどのレンズを使う時に、この機能に助けてもらうといいですね。
ミラーレス機なら、ファインダー覗きながら確認できますよ。
一眼レフはファインダーでは無理ですが、背面ディスプレイで確認できるかと思います。
昔のレンズなので、状態はピンキリ
ヘリオスはとても昔のレンズです。
傷があったり、チリが入ってたり、もしかしたらカビもあったりするものもあるかもしれません。それに作動しないケースもあります。
実際に売っているところで、状態、動作確認できるといいですけど、売っているところは限られています。
販売している方が、しっかりメンテナンスをしてくれているとは思いますが、注意して購入してくださいね。
「Helios-44-2 58mm F2」の作例
ここからは実際でヘリオスを使って撮った写真を何枚かご紹介していきます。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/09/DSC05262-1.jpg)
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/09/DSC07890.jpg)
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC05870.jpg)
木漏れ日は個人的に好きです。
とても綺麗に写ってくれます。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC03181.jpg)
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC01740.jpg)
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSC01468.jpg)
花火などを玉ボケしても楽しいですね。
マニュアル操作に慣れれば簡単にできますよ。
最後に
優しい質感と独特のぐるぐるボケが楽しいレンズのヘリオス。
1本あってもいいレンズだと思います。
気になる方は、是非購入してみてください。
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