こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。
大切なシーンは、いい写真で残したいですよね。
結婚式だったり、お子さんの入学式だったり、いろいろあると思います。
写真は後に残るものなので、見返して思い出に浸るのも特別な時間だと思います。
そんな大事な写真を失敗してしまったら、とても悲しいですよね。
写した写真が暗かったり、色味が実際と異なったりしたら、ちょっとがっかりしてしまいます。
今回は、大事な場面を残すために、知っておいて欲しいRAWデータについてご紹介します。
RAWデータって何?
そもそもRAWデータって聞きなれないワードだと思います。
RAWデータとは、英語の「RAW」に由来し、「生、未加工」を意味しています。
カメラはイメージセンサーというものに、光を集めてデータ化されます。
光のデータは赤、青、緑の光の3原色に分けて処理されます。
これらがどのくらい集まってるかをデータとして保存できるのです。
難しい話ですが、RAWデータは、「光の情報」ということになりますね。
それに対して、JPEGという形式があります。
パソコンやスマホでもおなじみのデータ形式ですよね。
実はJPEGはRAWデータを元に、カメラ内で処理されて画像としてできているんです。
つまり、加工済みのものとなります。
よくこの違いを料理に例えられることが多いです。
RAWが加工前の「牛肉」とするならば、JPEGは調理済みの「ステーキ」のようなものですね。
RAWデータのメリット
明るさを変えられる
RAWデータは明るさを後で変更できます。
暗くてよく見えない写真も、全体的に明るくすることもできます。
色味を変えられる
実際の色味と違うな、カメラの設定のせいでなんだか青味が出てしまっているなど、色味の悩みありますよね。これも後から調整して自分好みに近づけることもできます。
白とびや黒つぶれが修正できる
明るさを調整する他に、真っ白になってしまった白とびや、黒く塗り潰されたような黒つぶれも修正可能です。
ただ、白とびの場合は、修正できない場合も多いので、撮る前から気をつけた方がいいですね。
黒つぶれした景色も、ここまで持ち上げることが可能です。
今回は色味も優しく仕上げています。
加工してもが画像劣化しない
RAWデータは、光の情報です。
画像ではないので、何度加工しても、劣化することがありません。
逆に、JPEGは加工する度に劣化していきます。ただ、やりすぎない程度なら、JPEGでも全然問題ないと思いますよ。
撮影に集中できる
後から加工や修正できるという前提であれば、明るさなど撮る前にシビアに気にする必要はありません。
それより大事な一瞬にシャッターを切る。こっちに優先できるからです。
極論を言えば、ピントと構図さえしっかりしていれば、後からある程度はカバーできるということになります。
RAWデータデメリット
データ量が重い
JPEGと比べると、データ量は何倍もあります。
お使いのメモリーカードの容量が少ないとすぐにいっぱいになってしまうので、注意が必要です。
今容量の多いメモリーカードや、写真を保存しておくハードディスクも安価になってきました。
容量の大きいものを用意するのは、そんなにハードルは高くないかと思います。
クラウドサービスで保存しておくなら、Amazonプライムフォトがオススメ。
Amazonプライム会員なら無料で利用でき、RAWデータも無劣化で容量無制限で利用できますよ。
PCでの専用ソフトが必要
RAWデータを確認するには、編集ソフトでないと見れませんし、加工することもできません。撮ってすぐにスマホに送るということができないのです。
編集ソフトは、カメラを買った時についているCDや、メーカーのサイトよりダウンロードできます。
無料で使えるので、まずは手に入れて使ってみて下さい。
ちなみに私は、「lightroom」というソフトを使用しています。
有料にはなるんですが、動作の軽さ、表現の幅が無料のものより広いのが気に入ってます。無料のもので物足りなさが出てきたら是非、検討してください。
ちなみに、パッケージ版以外にこのソフトは、月額980円で利用可能です。
なんとPhotoshopも使用できるお得なプランです!
ステップアップの時には、こちらをオススメします。
まとめ
メリット、デメリットを上げました。
個人的にはメリットの方が多いのではないでしょうか。
何より自分の好きな写真にできる、撮影に集中できるというのは大きいです。
編集ソフトは、無料ですので、一度体験してみて欲しいです。
大切なシーンをよりよく残せたら幸いです。
インスタグラムでお写真投稿しています。
こちらも遊びに来て下さい。(@kohei.ishikawa)