こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。
素敵な夕日に巡り会えたある日。
夕日と友達、花や建物などと一緒に撮りたいシーンってありますよね。
カメラで撮ってみると、空は綺麗なのに一緒に撮りたいものは黒くなってしまい、何か分からない状態。こんな経験ありませんか?
この黒くなってしまう現象は、「黒つぶれ」と呼ばれています。
黒つぶれは、なかなか厄介ですよね。
簡単に起こってしまいますし、諦める人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな黒つぶれの改善策をご紹介させてもらいます。
案外簡単にできますので、参考にしてみて下さいね。
露出調整してみる
一番簡単な方法は、露出補正することです。
露出補正で写真全体を明るくしてみましょう。
黒つぶれの部分が、明るくなって写したいものが出てきます。
ただ、このやり方は一点注意することがあります。
夕日のシーンでこれをやると、空が明るくなりすぎて真っ白になります。
これを「白とび」と呼んでいます。
実際にやってみると分かると思うんですが、簡単に白とびしてしまいます。
黒つぶれの部分が明るくなってくると、空は白くなりがちです。
露出補正は、ほどほどにするのがいいでしょう。
現像で調整してみる
カメラで撮った写真をパソコンで編集してみましょう!
この作業を「RAW現像」や「レタッチ」などと呼んでいます。
もっと気軽にしたい方は、スマホでもできるツールがあります。
そちらで試してみてもいいかもしれません。
私は、現像作業を「Lightroom」というソフトでしています。
今回は、このソフトで説明していきます。
黒つぶれは、ソフトの「シャドウ」、「黒レベル」の部分で調整していきます。
この2つの項目は、写真の黒い部分を明るくしていくものです。
シャドウを上げていくと、黒い部分がどんどん明るくなっていきます。
自分の好みのところまで、上げていきましょう。
シャドウで、黒い部分が持ち上がったら、次に黒レベルで微調整して下さい。
この2つのゲージをいじるだけで黒つぶれは大きく改善します。
見せたいものが現れたのではないでしょうか?
シャドウ、黒レベルを上げた写真。
見えなかったひまわり畑が浮かび上がってきましたね。
黒つぶれをそのままにしておく
本題とは、全然違う話にはなるんですが、黒つぶれをそのままにしておくという考え方もあります。
その代表的なものが「シルエット」
逆光のシーンで、よく現れますよね。
シルエットは、とても写真を印象的にしてくれます。
「見せない」という手段を使うというのも、技法のひとつです。
表現の幅を広げておくと、いい写真が撮れると思います。
最後に
黒つぶれを直したいなら、現像ソフトを使うのが一番効果的です。
各メーカーで、無料のものを配布しているので、興味がある方はそこから始めてみてもいいかもしれません。
スマホで編集したい方は、アプリをインストールしてみて下さいね。
やってみると、とっても簡単です。
PCの方が使いやすいので、ご興味のある方は導入してみてください。
黒つぶれから、あなたの手で救い出してみて下さいね。
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こちらも遊びに来て下さい。(@kohei.ishikawa)