コラム

30代から気にしたい歯の健康。資産価値2000万と万病予防にも!?

こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。

30代になって20代に比べると出てくるのがお口のトラブルですね。
特に歯周病は日本人の8割が感染しているとも言われるので気にしていきたいところですね。

痛みなどなければ特に治療など行く人は少ないと思うのですが、最近は歯の価値やオーラルケアの重要性が注目されています。

歯やお口の健康を維持することによって、

・心疾患などの病気を防げる
・歯の価値は2000万以上とも言われている

など、お金と健康を維持するにはとっても重要です。
ほっとくと歯が失われるだけでなく、命にも関わってきます。
この事実は怖いですね。

全然歯医者にいってなかった僕は歯周病の診断を受けました。
それから歯医者さんの指導のもと現在では改善していい状態をキープできています。
なので、早めに自分のお口の状態を知っておくことはやっておいたほうがいいですよ。

今回は歯の健康を意識し始めた僕のやっていることなどを紹介していきます。

歯の価値は2000万以上にもなる話

歯の価値と言われてもピンとこないと思うのですが、
日本予防医学協会が調べたデータによりますと、

・日本人一般的な価値
1本約35万 ×  28本(歯の総数) = 973万円
だそうです。

ちなみに歯医者さんは 1本約104万円で2,913万円、アメリカ人は1本約500万円で1億4000万と価値観は様々ですね。

交通事故の損害賠償のケースがあるのですが、1本80万円だったそうで、2,240万円となりますね。
そう考えると歯の価値は2,000万円以上あると考えてもおかしくはないかもしれませんね。

高齢者の後悔1位は、歯の後悔である

経済雑誌「プレジデント」による、「健康の後悔トップ20」はこんな感じになっております。

1位…歯の定期検診を受ければよかった
2位…スポーツなどで体を鍛えればよかった
3位…日頃からよく歩けばよかった

っとなっております。
歩くことや体を鍛えることより歯の後悔が上回るという意外な結果でしたね。

歯が悪いと食事の際に弊害が起こりますよね。
高齢者は体力や活気も落ちてくるので、食事は楽しみのひとつです。
食事の際に歯が痛かったり、食べにくかったりすることは楽しみが減ってしまいます。

それと会話の際に空気が抜けてしまい、発音しにくくなります。
会話の時に伝わりにくいのって、とてもストレスだと思います。

歯を残しておくことは将来予想以上に大切なものだというのがこのデータから分かりますね。

歯周病から様々な病気を引き起こす

最近言われているのが、歯周病とアルツハイマー病は関係あるのでは?というものですね。

歯周病の原因であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌っていうものがあります。
この菌がアルツハイマー病の患者の脳から検出されたそうなんですね。

また高齢者の歯の本数ですが、健康な人は平均14.9本の歯が残っていたのですが、認知症の疑いのある人は9.4本とその差が開いております。
ここからも認知症を予防するには歯を大切にすることが重要だと個人的には考えております。

さらに歯周病はサイレントキラーとも呼ばれています。
歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないため、命にも関わる病気が自分の知らないところで引き起こされていることもあります。

歯周病は歯と歯茎の境目の歯周ポケットと呼ばれるところに細菌の塊が原因で引き起こされます。
歯周ポケットに最近の塊が増殖すると歯茎の腫れや出血が起こります。
これが常に炎症を起こっている状態になり、悪い菌が全身に回ってしまうということですね。
その結果、先ほどお話したアルツハイマーや心疾患や脳梗塞などのリスクが上がってしまいます。

お口の中を綺麗にしておくことはやって損のないものだと思います。

口臭予防にも大事

歯周病は口臭の原因にもなります。
日本人は欧米の方々に比べ、デンタルケアの意識が低いですよね。
その背景もあり、口臭について世界の方々から指摘されているのも事実。
歯周病は日本人の8割近くにもなるっということは、ケアしていない人はほとんど口臭が少なからずあると言ってもいいのではないでしょうか?

口臭の原因が歯周病だけではないですが、自分では分からないことも多いのでしっかりケアしたいですよね。
スメルハラスメントと呼ばれる臭いで迷惑をかける行為についても世の中では出てきているので、30代は色々と気をつけたいですね。

お口のケアはなかなか難しい

ここまで読んで歯磨きを頑張ろう!と思う方も多いかもしれません。
しかし、歯周病を予防するには歯磨きだけでは限界があるのはみなさんのご存知の通りだと思います。

歯垢除去はしっかりしたいですが、歯磨きだけでは完璧に取るのは歯医者さんでも難しいと言われています。
歯って球体になっているので、そもそも歯磨きって高度な技術が必要だと思います。
それを毎日無意識で行っているので、爽快感があってもしっかりプラーク除去できているかと言われるとちょっと自信がないですよね。

歯磨きなどのケアと定期的に歯医者さんに行くことは必須作業だと思います。

歯周病だった僕の治療と予防についてご紹介

僕は、歯医者さんで歯の状態を見てもらうと歯周病と言われました。
診断されてから歯周病治療を開始しました。

まず歯医者さんでやった歯石除去です。
僕の場合は、歯茎の中にも歯石がある状態なので、麻酔をかけて歯石除去をしてもらいました。
奥歯の上下左右の4箇所を1回ずつしか治療できなかったので、これだけで4回も通わなければいけませんでした。
お金と時間のかかる作業でした。
麻酔をした時には誤って噛んでしまうリスクもあるので、そこも注意しなければいけません。

後は自宅での歯磨きをしっかりすることです。
歯医者さんで綺麗な状態にしてもらったので、またプラークが溜めないようにケアしていかなければいけません。
歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の中の溝が深くなっているので、ブラッシングをしっかりして歯茎を引き締めてあげます。
そうすることで歯周ポケットが浅くなり、正常な状態に回復することが可能です。

歯医者さんにいくと自分の歯茎の状態や磨き残しがどのくらい残っているかをデータで出してくれます。
すごい時代ですよね。

ちなみに僕の治療前の状態がこちら

赤い部分が磨き残しがある部分です。
お恥ずかしながら、半分も磨けておりません。

特に歯と歯の間、それと奥歯の部分は全然磨けていませんね。
歯周病と診断されたところは奥歯の部分でした。
この磨き方だと、仕方がないかもしれませんね。

そして3ヶ月後はこちら

だいぶ改善されましたね。
幸いなことに歯磨きを意識してから歯周ポケットも浅くなりました。
親知らずの部分は生え方の問題から歯周ポケットは少し深いようなのですが、とりあえず様子を見ていきましょうとの診断でした。

歯周病予防をするために僕がやっていること

歯周病予防でやることは大きく分けると2つに分けれます。
それは、

・歯医者さんへの定期検診
・自宅での歯磨きとデンタルフロスの使用

この2点になります。
歯磨きは毎日することは習慣化されているのがほとんどですが、僕はデンタルフロスも使っています。
合わせて定期的に歯医者さんに行くと効果的ですね。
この2点を意識し始めたことについて解説していきます。

3ヶ月に1回の定期検診を行う

僕はデンタルケアが苦手な人です。
自宅でどんなに頑張ったとしても、これまでの自己流が身についているので綺麗に歯を磨くのが難しいと自分では思っています。

それとどんなに頑張っても歯磨きは磨き残しが出てきてしまうもので、プラークが溜まっていってしまいます。
なので、3ヶ月に1回は定期検診に行くように心がけています。

本当はすごくすごくめんどくさいのですが、また歯茎に歯石が溜まってしまうのも嫌ですからしっかり行こうと思っています。

さらには自分の歯磨きの苦手な部分を通っていたりすると教えてくれます。
歯科衛生士さんに、「右側のこの部分が溜まりやすいので注意してくださいねー」みたいなアドバイスをもらえます。
歯磨きは苦手でも注意したところを意識するだけでも効果的です。
それとデータで出してくれるので、視覚的に自分の状態も確認できます。(データ好きな僕にはありがたいです)

歯医者さんに行くことは、歯のお掃除をしてもらうのと今の状態と今後のケアの方向性なども合わせて確認できるので、とてもオススメですよ。

電動歯ブラシを使う

歯周病予防には電動歯ブラシが効果的です。
ドイツのグライフスヴァルト大学で、2,819人の男女を対象にした観察研究があるのですが、

・電動ブラシを使っている人の方が、歯周ポケットや歯のぐらつきが少ない

っといった結果が出ております。
この研究は、虫歯に対しては電動歯ブラシも普通の歯ブラシも大差はないとの結果だったので、あくまで歯周病を意識する人は電動歯ブラシを使えばいいのかなと思います。

電動歯ブラシもいろいろあるので、すごく迷いますよね。
僕の場合、奥さんから頂いた電動歯ブラシを愛用しております。

定期検診の結果から現状キープできているので、今の電動歯ブラシで効果が出ていると体感しております。

ちなみに商品は、ブラウンのオーラルBを使用しております。

デンタルフロスを使う

歯医者さんに行くまでその存在がイマイチ分からなかったのが、デンタルフロスです。
デンタルフロスは、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間のお掃除にとても便利なアイテムです。

ここにはプラークが溜まりやすいので、しっかり除去していきたいですね。
僕も使う前は、磨き残しと指摘されていたところなので、今では欠かせないアイテムです。

デンタルフロスってすごくめんどくさいんですが、今では歯磨きと一緒で使わないと気持ち悪い!って思うくらいになりました。
これデンタルフロス使っている方ならわかる方もいらっしゃるんではないでしょうか?
歯につまりやすい食事をした後は、デンタルフロスを使うと食べカスが結構出てきますよ。
フロス好きな人は食後毎回やる人もいるくらいなので、習慣化してしまえばそこまでめんどくさくないと思います。

ちなみにデンタルフロスにもいろいろな種類があるのですが、僕は初心者用のY字のデンタルフロスを使用しています。

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比較的に歯と歯の間に入れ込みやすいモデルです。
Y字型は特に奥歯に入れ込みやすいので、僕みたいな人にピッタリですね。

タフトブラシを使う

電動歯ブラシで磨きれない部分をタフトブラシというものを使っております。

僕は親知らずが全部生えているのですが、親知らずは磨きにくい部分ですよね。
埋もれていることから電動歯ブラシで磨ききれず、なかなか綺麗になりません。
このタフトブラシは、先端が細くなっているため、親知らずのような歯でも磨きやすくなっています。

こちらも歯科衛生士さんに言われているので、最後の仕上げ磨きのように使っております。

最後に

お口のケアってあまり縁のないことですが、しっかりやっていることは、お金や自分の健康においてとても重要ですね。
特に30代からはいろいろと問題が起こりやすいので、今のうちから手を打っておくといいんじゃないかなと思います。

面倒な部分も多いんですが、寝る前の習慣にしてしまえばそんなものですね。

これからも歯医者さんに通いながら、自分でケアできる部分は自分でやっていきたいなーと思っております。