こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。
僕にはずっと欲しかったレンズがありました。
それはTAMRONの28-75mm F/2.8 Di III RXDです。
発売当初から人気があり、今でもたくさんのカメラユーザーが手にしているレンズですね。
多くの方が、
「コスパ抜群!」
「これは神レンズ」
「これ1本あれば十分ではないのか?」
などの高評価の嵐でした。
同じような画角のレンズを持っていたのですが、やっぱりどうしても欲しくなってしまい、ついに購入致しました!
今回は、TAMRON28-75mm F/2.8 Di III RXDのレビュー記事となっております。
僕が憧れていたのは大三元レンズだったから
カメラをしている人なら大三元レンズといったものに憧れますよね。
大三元レンズとは、F値が2.8通しのズームレンズのことを言います。
F値って何?って方はこちらで確認してみて下さい。
基本的に広角・標準・望遠のレンズを揃えており、TAMRON28-75mmは標準レンズになります。
F2.8という通しで明るいレンズっというのはとても貴重な存在です。
製品を出すメーカー側も特に力を入れる言わば「エース」の立ち位置になるかと思います。
僕は特に結婚式などの
・レンズの交換をする暇がない
・薄暗いシーンでもブレないようにしたい
・単焦点でなくてもボケ感をしっかり出したい
などを考えると大三元レンズはベストな選択肢にも思えます。
普段からレンズを替えずに1本でいろいろ撮れるのはめんどくさがり屋の僕にとってはとても憧れるものでした。
TAMRONってメーカーは大丈夫?
高価なレンズにとって純正メーカーでないメーカーは不安に感じる人もいるのではないでしょうか。
しかし、TAMRONはしっかりと実力のあるメーカーです。
TAMRONもそうですがカメラのレンズメーカーのサードパーティと呼ばれるメーカーは非常に優秀です。
SIGMAと並んでTAMRONのレンズは、純正メーカーにも引けを取らない実力と人気があります。
アマチュアからポロまでが使用しているメーカーでもあります。
特に「TAMRON28-75mm」は2019年にカメラ記者クラブ賞など様々な賞を受賞するなど、人気と性能はとても高いと言えるでしょう。
TAMRONの28-75mm F/2.8 Di III RXDのスペック
焦点距離 | 28-75mm |
---|---|
F値 | F2.8〜F22 |
最短撮影距離 | 0.19m (ワイド端) / 0.39m (テレ端) |
フィルター径 | Φ67mm |
長さ | 117.8mm |
質量 | 550g |
絞り羽根 | 9枚(円形絞り) |
レンズ構成 | 12群15枚 |
F値2.8と軽いレンズながら重さが550gというところが驚きですよね。
軽いは撮影中は正義だと思います。
TAMRONの28-75mm F/2.8 Di III RXDの外観
TAMRON28-75mmの外観は純正レンズのような光沢はなく、マットな質感となっていますね。
AFとMFの切り替えスイッチなどもありません。
外観の特徴として、純正レンズと比べるとピントリングとズームリングが逆になっていますね。
すぐ慣れるものですが、初めての方はそこだけご注意下さい。
大三元のレンズはすごく大きいのも特徴ですが、TAMRON28-75mmは大三元クラスにしてはコンパクトですね。
ここらへんも個人的には大きなポイントだと思います。
TAMRONの28-75mm F/2.8 Di III RXDのここがいい!
僕はTAMRON28-75mmはとってもいいレンズだと思っています。
このレンズにこんなにぎっしり詰め込めるなんて、タムロンさんはさすが!っと思ってしまいます。
ここからはTAMRON28-75mmのいいところを紹介していこうと思います。
便利な28-75mmという画角
広角28mm、望遠側は75mmまでカバーしているTAMRON28-75mm。
標準レンズでは24-70mmが多いですが、それに近い数値となっていますね。
風景写真から人物までをこれ1本で撮れるのはとてもありがたいです。
人によっては28mmという広さに物足りない方もいらっしゃるかと思います。
ただ僕にとっては24mmも28mmもそんなに変わりません。
むしろ足りないと思う時は、24mmでも足りないことが多いです。
そんな時は12-24mmのような広角レンズがないと撮れないものだと感じています。
個人的には28mmでも全然カバーできる画角だと考えています。
それより、70mmが75mmと少しでも寄れるということの方が嬉しいですね。
少しでも寄れる方が僕にとってはアドバンテージかと思います。
そう考えると28-75mmという画角は僕の考えに近い造りだと思います。
28mmで海を撮影しました。
これくらい撮れれば十分ではないですかね。
ポートレートまで使えますね。
75mmの望遠側でF値を開放すればいいボケ感が出てくると思います。
上が28mm、下が75mmで撮影。どちらもF2.8です。
広角側でボカすのも面白いですね。
満足の解像度
描写や解像度共に満足のいくレベルだと思います。
僕は、「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」というSONYの純正レンズも持っています。
こちらのレンズはキレや描写が甘いと一部のユーザーからの声が上がっていました。
そんなレンズを使っていた僕はTAMRON28-75mmを使用してみたら解像度の高さを感じました。
描写力は大抵の方は満足できるレベルだと思います。
ライトアップでも紅葉の葉をしっかりと写し出せております。
F2.8の通しである明るいレンズ
F2.8の通しレンズというのは貴重な存在でもあります。
カメラにとって明るいは正義です。
シャッタースピードを稼げず、もう少しレンズを開放できたらと思うシーンはよくあるものです。
手ブレを防ぐという点に大きく貢献してくれますね。
またF2.8まで開放できるおかげでボケ感もいい感じです。
望遠側の75mmで撮るとポートレートでもいい感じになります。
また、広角側でも結構ボケを作ることができるので、広い画角でボケで遊ぶのも楽しいですね。
めちゃくちゃ寄れる!
TAMRON28-75mmは寄れるレンズでもあります。
多くのレンズは0.4mくらいですが、TAMRON28-75mmは広角側で0.19mとすごく寄れちゃいますね。
お花などを撮るにもいいですし、食べ物も使えると思うので、テーブルフォトにも使えますね。
個人的には食べ物を撮るときに使って、飯テロ用の写真をバンバンアップするのに使うのをオススメします。
ローストビーフを撮ってみました。
寄ってとるとより美味しいそうに見えますよね。
フィルター径が67mmがいい
TAMRON28-75mmのフィルター径は67mmとなっています。
67mmなのでコンパクトなサイズ感がとてもいいなと思っております。
TAMRONのレンズは67mmのものが多く、これは他のレンズを買った時にNDフィルターなどのフィルター類が共有できるというメリットがあります。
ゆくゆくは標準レンズだけでなく、広角や望遠レンズを揃えたいという考えがあるかと思います。
例えば、
広角レンズのTAMRON17-28mm F/2.8 Di III RXDや、望遠レンズのAMRON70-180mm F/2.8 Di III VXDなども同じフィルター径ですね。
SONYだと、
SEL85F18やSEL20F18Gなどの人気のレンズも67mmとなっております。
フィルターもなかなかいいお値段しますので、共有できれば金銭的にはすごく助かると思います。
コスパがめちゃくちゃいい!
大三元レンズってスペックがすごくいい分、金額もなかなかのいいお値段なんですね。
ちなみに、sonyのSEL2470GMだと、
20万を軽く超えてしまいます。やっぱり高いですよね。
しかし、TAMRON28-75mmだと、
8万円台で買えてしまうんですよ!
SEL2470GMの1/2以下です。
この価格差は衝撃的ですし、機能から考えるとコスパやば過ぎですよね。
作例紹介
最後に何枚か作例を載せておきます。
ご参考にどうぞ!
最後に
僕が今一番オススメできるレンズです。
機能性と価格を兼ね備えたまさに神レンズだと思います。
たくさんのカメラマンが選ぶレンズだなと使って改めて感じましたね。
迷っている方は是非手にとって使ってみてくださいね。
インスタグラムでお写真投稿しています。
こちらも遊びに来て下さい。(@kohei.ishikawa)