こんにちは。
kohei(@kohei_log)です。
当ブログでは、カメラの使い方や用語などの記事を書いてます。
カメラは耳に慣れない言葉がたくさんありますし、いろいろ操作できるので難しいですよね。
ここがなかなかのハードルかな?って思います。
僕もそうだったので。
そんな方のために、今まで書いてきたブログのまとめを作っておこうと思います。
ここでまとめたことを習得すれば、カメラをだいぶ使えるレベルになるかなと思います。
是非、参考にしてくれると嬉しいです。
カメラの操作では、光の量を調整をしている
まず、カメラを操作して何をやっているのか。
ここをまず頭に入れておきましょう。
では、何をしているのか。
それは、「カメラに取り込む光の量を調整している」
これが大前提にあります。
写真は光のアートとも呼ばれます。
明るい日中でも、星空のような暗い夜でも、カメラは光を集めているんです。
よく聞くカメラの単語は、これらの光を集めるための操作です。
これを分かっているだけでも、少し理解ができてくると思います。
F値とは?
光の量の調整する方法として、レンズの穴を大きくしたり、小さくしたりして調整できます。
レンズで調整することを「絞り」といいます。
これを数値化したものがF値です。
F値が小さければ、穴が大きくなっていて、光をたくさん集めることができます。
逆に大きければ、小さいので光を集めにくいです。
なので、暗ければF値を小さくすれば多くの光を集めることができます。
F値でボケが作り出せる
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC09295.jpg)
それとF値はカメラの醍醐味でもある「ボケ」を作る上で欠かせません。
F値を変えるメリットは一番はここですよね。
F値を小さくするとボケができやすくなります。
ボケ写真を作りたい時は、一番F値を小さくして撮ってみましょう。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC03313-320x180.jpg)
ボケを作りたくない時のオススメF値
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC07028-1.jpg)
しかし、全てがボケ写真にしたい訳ではないですよね。
その代表作が風景写真ではないでしょうか?
目の前に広がる素敵な景色を綺麗に残したい。
このように思う方は、F値はしっかり設定ほしいです。
最初にオススメしたいのが、F8かF11ですね。
F値は小さすぎても、大きすぎてもボケてしまうっというのを覚えておきましょう。
なので、F8かF11がギリギリのラインです。
正確にはピントが甘くなるのを防げると言った方が伝わりやすいと思います。
ここで、カメラによってF8かF11を使い分けてほしいのですが、
・APS-C以下だと、F8
・フルサイズなら、F11
カメラのセンサーサイズによって違ってくるんですね。
センサーサイズが大きいほど、F値を大きくしても大丈夫です。
初心者の方のカメラは、APS-Cのカメラが多いと思います。
自分のカメラのセンサーサイズを調べてみて下さいね。
F値の数字は様々あるんですが、僕のオススメはまず2つから始めるといいと思います。
・一番小さいF値
・ボケを作らないための「F8」or 「F11」
これで、「ボケ写真」と「風景写真」があなたはできちゃうはずです。
慣れてきたらここからステップアップしてみて下さい。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC05437-320x180.jpg)
シャッタースピードとは?
シャッタースピードも代表的な用語ですね。
シャッタースピードは文字通りシャッターを切る時間のことです。
カメラはイメージセンサーという部分に光を集めることで写真にしているんですね。
普段は、センサーは閉ざされているんですが、シャッターを切る時は開くようになっています。
この光を集める時間を、1/1000秒といった一瞬から、30秒といった長い時間まで決めることができます。
この光を集める時間を「シャッタースピード」と呼んでいます。
ブレを防ぎたい時はシャッタースピードは重要
スポーツを撮っているカメラマンの写真はビシっと止まっていますよね。
それは、シャッタースピードを、1/500秒とか、1/1000秒みたいな一瞬のスピードに設定しているからなんですね。
なので、シャッタースピードを理解すればあなたもブレのない写真ができますよ。
ここで重要なのは、適切なシャッタースピードにするということ。
1/500秒などの時間では、確かに一瞬のシーンを撮ることができます。
ただし、光の集める時間が非常に少ないというデメリットもあるんですね。
シーンにもよるんですが、写真が暗かったり、ザラザラしたような画質の低い写真ができることもあります。
なので、ブレを防ぐシーン別に設定することを意識するようにしましょう。
シーン別シャッタースピード例
・被写体が歩いているシーン
少し動いている時ですね。1/125秒に設定してみましょう。
それでも心配な方は、1/200秒までいくと確実かなと思います。
飛んでいる時などの一瞬のシーン
飛んでいたり、スポーツなど一瞬を撮りたい時ですね。
一瞬のシーンは、1/500秒にしてみましょう。
薄暗いところだとなかなか難しい数字にはなるんですが、日中の屋外だと大丈夫だと思います。
夜景でのシーン
一番ブレが悩ましいですよね。
暗いシーンでは、「1/焦点距離秒」と覚えてください。
焦点距離は使っているレンズで違うと思います。
24-70mmのレンズで考えて見ましょう。
一番広く写っている24mmで撮るとしましょう。
その時なら、「1/24秒」になります。
逆に一番ズームしている70mmなら、
「1/70秒」になります。
ただ、この数字よりも長くても大丈夫って方もいるんではないかと思います。
使っているカメラや撮っている人で全然違ってきますよね。
なので、ここをベースとして自分のブレない時間を探すのが一番かと思います。
最後にまとめておきたいと思います。
まずは3つから、挑戦してみましょう。
・1/125秒
・1/500秒
・1/焦点距離秒
この3つを分かっているとブレ写真はかなり減ってくると思います。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC05975-320x180.jpg)
ISO感度とは?
ISO感度の読み方ですが、いそかんどまたはあいえすおーかんどっと呼びます。
ISO感度は、光を捉える感度を数値化したものをいいます。
この感度を上げると、より光に敏感になります。
光を感じやすいので、写真の明るさを上げることができます。
ただ上げすぎると、写真にノイズが出てしまいます。
ノイズとは、ザラつき感のこといいます。
iPhoneでの夜の写真で出てしまうあの感じですね。
なので、上げ過ぎは厳禁です。
目安をあげていきますので、参考にしてみてください。
日中屋外のシーン
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC03371.jpg)
日中の屋外など、光が十分にある場所では、ISO感度は低めにしましょう。
目安としては、100〜400ぐらいで合わせてみてください。
室内のシーン
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC08243.jpg)
室内だと少しくらいかもしれません。
そんな時は、ちょっとISO感度を上げてみましょう。
目安は、400〜800ぐらいです。
薄暗いシーン
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC07936.jpg)
日が落ちて、だんだんと暗くなっていくシーン。
こんな時は、ISO感度上げないといけないことが多くなってきます。
ここでは、800〜1600ぐらいと高めに設定しましょう。
夜景、星空のシーン
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC09602.jpg)
最後に暗いシーンですね。
夜景や星空だとかなり上げないといけません。
1600〜3200ぐらいまで上げてみましょう。
3200までが、一般的には上限とされています。
その上にいくとノイズがかなり目立ってくるとされています。
ただ、最近のカメラでは、6400、12800でもかなり抑えれる機種も出てきました。
このノイズは人によって感じ方が違うと思います。
これくらいなら全然大丈夫!っという人もいれば、やっぱ画質悪いなーって思う人もいるでしょう。
また、スマホで見るのと、印刷して見るのでも印象が違いますね。
自分が許せる範囲で撮影するのが一番かなっと個人的には思います。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/11/DSC09497-320x180.jpg)
ホワイトバランスとは?
今までの光を調整する機能とはホワイトバランスはちょっと違います。
ただ、大事な機能なので覚えておいてほしいです。
ホワイトバランスとは、白いものを白く調整する機能のことをいいます。
人間の目は、白いものは正しく「白いもの」と自動で補正してくれています。
ただ、カメラの場合だと少し違ってくるんですね。
白いものでも、太陽の光や蛍光灯などの影響で色が違って撮れてしまいます。
それは、光には色温度というものがあるからです。
室内で撮ったら、なんだかオレンジっぽくなってしまうことないですか?
それは、室内の蛍光灯などの明かりが暖色系というのが原因になります。
ここがカメラの苦手なところなんですね。
そこで、本来の色味に近づけてあげよう!っていうのが、ホワイトバランスの役割です。
ホワイトバランスを調整しよう!
色味がちょっと違うなっと思ったら、調整してみましょう。
だいたいのカメラは、太陽光、日蔭、曇り、電球光、蛍光灯のモードがあると思います。
蛍光灯はいろんなモードがあること多いですね。
それぞれ撮影しているシーンに合わせれば、後はカメラが自動で調整してくれます。
とっても便利ですよね。
色味に違和感を感じたら、シーン別に調整してみて下さい。
下の写真は室内での写真です。
写真はオレンジ色が強くなってますね。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/12/DSC08427.jpg)
ホワイトバランスを蛍光灯にしてましょう。
本来の見た目に近づきましたね。
ホワイトバランスを覚えれば、肉眼で見た景色を撮ることができますよ。
ホワイトバランスで自分だけの世界観を
本来、ホワイトバランスは見たままの色味に近づけるのを目的としています。
ただ、これを逆手に取ろう!っという考え方もあります。
この機能を使ってカラーフィルターの代わりにしてしまおう!っというものです。
ホワイトバランスは、シーン別もそうなんですが、色味を細かく微調整することができます。
夕日のシーンのこの写真ですが、
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC08137-2.jpg)
ホワイトバランス日陰モードを使ってみましょう。
オレンジ色の強いドラマチックな絵になりましたね。
こちらの方が夕日っぽい感じはしますね。
また夕日のシーンでの写真にはなるんですが、
今度は、空を紫色に近づけました。
紫のカラーフィルターをしているイメージですね。
「自分の世界観を表現する」
ホワイトバランスはこのように使うのも楽しいですよ!
また星空などは、寒色系にすると、クールなイメージが作れます。
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/10/DSC05837.jpg)
![](https://kohei-blog.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC00438-1-320x180.jpg)
最後に
カメラは本当にたくさんの機能がありますよね。
ひとつの機能でも、できる設定がとっても多いです。
なので、今回記事にした設定を試してください。
自分で設定した写真はまた思い入れも違ってくると思います。
そして、設定イジってるのもまた楽しいんですよね。
たくさんカメラに触って、たくさん撮って、いい写真撮ってくださいね。
インスタグラムでお写真投稿しています。
こちらも遊びに来て下さい。(@kohei.ishikawa)